2018/04/15

【私のブックマーク】デジタルメディア/本/イベント

「ソーシャルメディア論」「ウェブ・マーケティング論」などを担当している佐々木裕一です。こんにちは。

今回からのトケコミ教員によるリレー連載、「私のブックマーク」のトップバッターに起用されました。この連載では学生のためになるだろうウェブサイト(アプリ)を紹介します。何回続くかはわかりませんが、あまりマニアックなところに行かない範囲で、紹介していきますのでおつき合いください。


さて、私のネット利用は多くの場合、アップルのMacBook Proでなされ、ウェブブラウザはグーグルのChromeが標準となっています。そのChromeのブックマークバーのスクリーンショットが下のとおり(詮索されても困るから画像は小さめに)。


今の時代、ブックマークというのは非常に利用頻度が高くてわざわざ検索サイト経由で行くのが面倒というものと、ブックマークしておいてたまに目に入るようにしておかないと見なくなってしまうというものに分かれるのではないでしょうか。

というわけで左の方が全般的に私の利用頻度が高いもので、一番左はグーグルカレンダー。一番右はYahoo!のアイコンですが、これは同社が一般開放をしているYahoo! Lodgeという永田町(紀尾井町)にある施設のイベントカレンダーです。ちなみにホームページはThe New York Timesで世界の動きを眺めるようにしています。


では本題。デジタルメディア/本/イベントというキーワードでウェブサイト3つ+1つを紹介します。


ウェブ電通報
https://dentsu-ho.com/

マーケティング、広告、メディア利用、デジタルテクノロジーなどを扱うサイトです。日々の事実報道は少なめで、調査結果や論考、キャンペーンプランナーの狙いなど、それに関わった人たちの分析や印象が述べられているのが特色。

背景情報も含めた文章が多いので、学生にも理解可能です。扱い範囲が広く、掘り下げるべきテーマに出会えるだろうという読みから、佐々木ゼミ(2年)では、毎週1人がこのサイトの中で興味をもった記事を、なぜその記事が面白かったのかを含めて学生に解説することにしています。


藤村厚夫 Media Disruption
https://mediadisruption.net/

電通報の上級版。デジタルメディアによる破壊/混乱(Disruption)を扱った記事のリンク集で、1週間に一度更新されます。藤村厚夫さんはスマートニュース株式会社で執行役員を務めており、トケコミ20周年記念シンポジウム(内容はこちら)でも登壇頂いた方ですが、目利き力が高いので(こういうのを本当のキュレーションというのだよ)私も非常に助かっています。

私もこういうサイトを作りたいと思っていて、近々友人の情報アーキテクトにツール選びから相談しようと思っています。


HONZ
http://honz.jp/

大学生になったのだし、あるいは新しい年度を迎えたのだし、「本でも読もうかな」と思っている学生も多いでしょう。そんなあなたには「読みたい本が、きっと見つかる!」がコンセプトのこのサイトがぴったりです。

代表者は成毛真さん。かつてマイクロソフト日本の社長でしたが、『面白い本』(2013年)なんて本も書いている、とてつもない本読みとしても知られる人です。小説と自己啓発本以外について厳選された書評が載っているので、それを参考に自分の世界を広げていくのはどうでしょうか。


(番外編)Peatix
https://peatix.com/

ブログを書いていて思い出したのですが、本とは別に人の話を聞くのも学生が自分の世界を広げていくには大事。冒頭で紹介したYahoo! Lodgeのイベントカレンダーを私が時々眺めるのも、専門バカにならずに周辺の話を聞きに行くためです。

Peatixはイベント主催者向けのチケット発券/管理のスマートフォン向けアプリとした始まりました。チケットを購入(ないしは無料で予約)するとスマホに電子チケットが現れて、それを会場で提示する機能が主でしたが、利用するイベント主催者が増えて、その情報を集めるメディアになり、一覧性のあるパソコン版も生まれました。「おすすめイベント」を見ていると面白いイベント、あるいは社会や流行を知ることができます。



以上ですが、専門がら忠告しておくと、LINEでよく会う友だちとメッセージをやりとしりているだけの学生と、さまざまな経験を重ねた学生の差は天と地ほどつきます。ということで、娯楽以外の情報も時には得て、そこから実際に動いて、すこしずつ関心の範囲を広げて行くことの大事さを特に新入生には強く忠告しておきたいです。ではハッピー・スクールライフを。



2018/04/03

2018年度が始まりました

ついこの間,卒業生を送り出したばかりですが,コミュニケーション学部新入生221名を迎えて,2018年度が始まりました.
新入生は4月2日の入学式の前,3月30日から学生証やIDの配付,英語プレイスメントテスト受験など,新生活をスタートさせています.
今年は桜が早く,葉桜の中,新入生をサークルに勧誘する声がキャンパスに響き渡ります.




学内では2018年度の履修登録のための学習相談が行われており,初めての履修を控えた新入生が熱心に教員の話を聞いていました.大学では学生自身が科目を選び,登録します.科目には必ず履修しなくてはならない必修科目もあるので,注意して登録しなくてはなりません.先輩や友人からの情報もあると思いますが,疑問・質問がある場合は必ず担当教員に確認することをお勧めします.






履修相談担当の先生たち.午前中は余裕でしたが,午後は忙しくなるそうです.



学習を支援する学習センターなどもあるので,東経大のハードとソフトをフルに活用してください!


教職や資格取得のための講座のガイダンスなど,新年度の最初の週は慌ただしく過ぎていきます.
授業開始は4月9日(月)からです.