2018/01/28

桜井哲夫先生 最終講義

2018年1月22日に,コミニュケーション学部教授 桜井哲夫先生の最終講義が行われました. http://www.tku.ac.jp/news/020319.htm

「私のサブカル史より」と題された講義ではまず先生の研究史を,当時の関心とその結果としての代表的な著作の成り立ちを中心として,初期の公教育をめぐる議論から直近の一遍に関する論考まで紹介されました.

続いて「戦後漫画の原像」と題されたパートでは,2015年のご著作『廃墟の残響』(NTT出版)にもとづき,水木しげるらのような戦争や引き揚げを体験した漫画家以降,『進撃の巨人』のような現代の作品にいたるまでの戦後漫画作品に通底する破滅や廃墟のイメージに関する考察が論じられました.この著作成り立ちの背景にあった,先生ご自身の東日本大震災体験もあわせ語られています.

最後に,これまでの桜井ゼミの成果である卒業制作の各年の映像集が映写されました.あいにくの大雪の日であったこともありかなり端折りながらのダイジェストでしたが,来場した卒業生にとっても思い出深いものだったと思います.先生への花束贈呈と来場者全員による記念撮影で締めとなりました.





 


これまでブログで紹介した桜井先生の”名物講義”です.

2013年度「戦後マンガ史の試みから」
2013年度 『COM』の「ぐら・こん」から
2013年度「表現と批評2013」受講生が選ぶベスト映画
映画で「表現と批評」〜2004年—2013年 上映作品リスト
2014年度「日本マンガ論」から
「表現と批評」2004年-2014年 上映作品
2014年「表現と批評」私のベスト3
2015年度の目玉授業 2「戦後史のなかの日本マンガ」
2015年度の目玉授業 3「テレビ文化論」
2015年度「表現と批評−映画を批評する」映画投票
2016年度 追加講義「新海誠の世界」のお知らせ
2017年度【名物講義紹介:表現と批評】
2017年度【名物講義紹介:表現と批評】vol.2

桜井先生,ほんとうにお疲れさまでした.

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