2015/10/28

既刊と近刊

8月、こっそり、新刊が出ていました。

権田雅之深山直子山野博哉[編] 『久米島の人と自然』築地書館
久米島はこんな

11月26日、こんな本が出ます。
佐藤卓己[編]『青年と雑誌の黄金時代―若者はなぜそれを読んでいたのか』岩波書店
「10人が10誌を浮き彫りにする」とか。執筆者の一人が松永智子さん。担当雑誌は『百万人の英語』。

深山さん、松永さん、出版おめでとうございます。

2015/10/21

LEDを使った身体表現、横浜にて公開&ワークショップ




ポスターできました!
(フル画像 作品コンセプト、予告、関係者すべて鮮明!→ http://rieko.jp/lab/wp-content/uploads/2013/09/ssd002-M.jpg )


ワークショップ中村座 News!

「光」をテーマにしたイベントに参加します!
 
横浜みなとみらい、象の鼻テラス前ステージにて

10月30日(金)~11月3日(祝・火) 夜
スマートイルミネーション・アワード/学校部門」

出展作品:『シェイク スピアズ ダイアログ』
―古武道から新たな身体表現へ 光る杖の軌跡―


●パフォーマンス 毎日夕方から、3回、20分
杖道演武+光る杖パフォーマンス+作品上映!

●ワークショップ   11月2日(月)、3日(火・祝)、夜
公開制作と撮影会

※詳しいタイムスケジュールは、現地スタッフまで(東経大の腕章つけてます!)


夜景が美しいです!
時おり、大さん橋に碇泊する豪華客船の汽笛がきこえます!
潮のかおり、海風がここちいいです。
ぜひ、おいでください!


2015/10/16

10/31 桜井哲夫講演会

学園祭「葵祭」期間中、桜井哲夫先生の講演会が開かれます。
みなさんの参加をお待ちしています。

2015年10月31日(土)13:00-14:30 図書館
「戦後漫画の原像」
 新刊『廃墟の残響』について語ります。
※先着40名。申込みは不要です。
※終了後、フリートークと館内見学を行ないます(15:30終了)

秋の一日、緑の多いキャンパスにいらっしゃいませんか。
 対談
 書評


2015/10/08

【学問のミカタ】ハロウィンパーティーに不満?

 数学・コンピュータサイエンス担当の阿部です.

 10月の学部コラボテーマは「ハロウィン」です.

 ここ数年,日本でもハロウィンが浸透してきたようです.これまでハロウィンといってもなかなかピンときませんでしたが,数年前からハロウィンと日本のコスプレ文化が融合したのでしょうか,週末になると若者がコスプレして渋谷に集まる風習が生まれたようです.

 先日も「○○の家でハロウィンパーティーやろうよー!何のコスプレしよーっかなー♪」と心躍らせている学生がいました.クリスマスやバレンタインなどに加え,またひとつ楽しいイベントが増えたようでよかったですね.

 ……あれ? いまケッと唾を吐き出した方,ハロウィンパーティーに不満ですか…….いや,その気持ちよくわかります!私もかつてはバレンタインなんてなくなってしまえと何度思ったことか.クリスマスイブの夜に吉野家で牛丼を食べる勇気と言ったらなかったです.それにハロウィンパーティーが加わるなんてもう嫌という気持ち,とても共感できます.

 リア充という言葉が以前流行しましたが,どうもこの世の中には,リア充はより充実し,一方で非リア充はますます満たされなくなる構造がこびりついているようです。これは問題です.早急に解決してほしい!

 ここで【朗報】学問は非リア充の味方!

 最近,情報技術を使ってリア充と非リア充の間にあるコミュニケーション格差を縮めようという研究が出てきました.例えば,栗原一貴氏(津田塾大学)の「SpeechJammer」(https://youtu.be/USDI3wnTZZg).

 「SpeechJammer」はマイクスピーカーの一種で,自分の話した声が少し遅れて自分の耳に届く機能を提供します.これ何の役に立つのでしょうか.おしゃべりなリア充の友だちに「SpeechJammer」を向けてみてください.すると聴覚遅延が発生し,友だちはおしゃべりを続けることができなくなってしまいます.栗原氏はこの「SpeechJammer」で2012年イグノーベル賞(Acoustics Prize)を受賞しました.

 冗談なのか本気なのかは置いておいて,こんなふうにとてもユニークな研究があることを知ってほしいと思います.学問の見方が少し変わったという方がいればうれしいです.

 情報技術は日々発展していて,その使い方には無限の可能性があります.コミュニケーション格差を縮めるために情報技術を応用することが今後のトレンドになってほしいと私は思っています.

 読者のみなさん,情報技術を使って非リア充でもコスプレしてハロウィンパーティーに違和感なく溶け込める道具のアイデアありませんか?イブの夜でも堂々と吉野家で牛丼が食べられる道具のアイデアありませんか?


 これまで、そしてこれからの執筆予定をお知らせします。
3月:川浦康至(卒業
4月:川浦康至(選挙
5月:松永智子(スポーツ
6月:中村理恵子(梅雨
7月:深山直子(
8月:遠藤愛(宿題
9月:関沢英彦(
10月:阿部弘樹(ハロウィン
11月:中村嗣郎
12月:渡辺潤
1月:桜井哲夫
2月:柴内康文
3月:西垣通

2015/10/06

3Dプリンターを操るバイオアーティストがゲスト



●10月15日木曜日、「表現と批評」(4 & 5限)
ゲストにAKI INOMATAさんをお迎えします。

http://rieko.jp/lab/?p=8728

テーマは「生き物との恊働制作」

代表作、3Dプリンターを使ったアート『やどかりに「やど」をわたしてみる』シリーズ、愛犬チェロの体毛と自分の毛髪を長い時間かけて集めてそれぞれにケープに編んで交換するシリーズなど、生き物との付き合いの中から紡ぐ独特のアート作品を発表されています。

若手アーティストとして今、最も注目されているおひとりです。





2015/10/01

学部開設20周年記念シンポジウム 12/12

コミュニケーション学部開設20周年記念シンポジウムのお誘い

 東京経済大学コミュニケーション学部は、「コミュニケーション」を冠した国内初の学部として1995年に開設され、今年20周年を迎えます。これを記念して、シンポジウム『コミュニケーションの現在とこれから」を開催いたします。

 学部開設はちょうどインターネットの普及がはじまったころにあたり、それから20年、コミュニケーションのありようは大きく形を変えてきました。本学部も2015年度から「メディア」「企業」「グローバル」の3コースに再編成、社会をつくり出す基盤としてコミュニケーションを捉え、考え、実践する体制を整えています。

 今回、『コミュニケーションの現在とこれから』をテーマに、メディアやコミュニケーションの最前線に立たれる3人の方をお招きしてお話をうかがい、コミュニケーション学の課題と未来を探る機会にしたいと考えています。

 シンポジウムは、本学の前身である大倉商業学校の創立者大倉喜八郎のモットー、「進一層」にちなんで名付けられた「進一層館」で開催されます。館内では常設展示の傍らに、今回は学部20年間の歩みもご覧いただけるようにする予定です。皆さまのご来場を心よりお待ちいたしております。

東京経済大学コミュニケーション学部長 川浦康至
記念シンポジウム実行委員長 柴内康文

日時:2015年12月12日(土)14:00〜17:30(13:30 受付開始)
場所:大倉喜八郎 進一層館Forward Hall(旧図書館)1階ホール
テーマ:『コミュニケーションの現在とこれから』(参加無料)
登壇者:ドミニク・チェンさん、藤村厚夫さん、荻野NAO之さん

▶︎参加申込