2014年9月27日土曜日

西垣先生の新刊

西垣先生の『ネット社会の「正義」とは何か:集合知と新しい民主主義』が出版されました。

角川選書545(角川学芸出版)

インターネットが社会の前提となった今日、人々の知恵をオンラインで結び、その「集合知」を活かす試みが成果をあげている。“健全で柔軟”なこの「アマチュアの知」を、政策決定や社会正義をめぐる難問に応用するにはどうすればよいのだろうか?公共哲学や政治思想における近年の議論を再検証し、思考実験を交えながら新たな“集合知民主主義”を打ち立てる(「BOOK」データベースから)。

「本書はゼミ授業をもとに書き下ろしました」。
ゼミで行っているディベート(死刑廃止など)が登場します。

2014年9月23日火曜日

桜井先生と本橋先生の新刊

コミュニケーション学部教員の新刊を2冊紹介します。どちらも平凡社刊。なんという偶然。

(1) 桜井哲夫一遍と時衆の謎:時宗史を読み解く』平凡社新書

 (浄土宗)時宗寺院44代目でもある桜井先生が長年の思いを込めて書かれた著作。盟友、今村仁司の「過去を完結したものとしてではなく、未完の、これから開花する可能性として扱う態度のほうがはるかに歴史の真実に迫る」という一文を引きつつ、日本の歴史、とりわけ異端とみなされて来た歴史を見直すことの重要性を説く。情報論としても読める1冊。

(2) ノーム・チョムスキーとアンドレ・ヴルチェク(本橋哲也訳)『チョムスキー、西側諸国のテロリズムについて語る:ヒロシマからなし崩しの戦争まで』(25日発売予定)

 鉄壁の情報操作により、西側諸国がいかに自らのテロリズムを巧妙なものとしてきたか。「テロとの戦い」を標榜し、民主主義を掲げてきた西洋の飽くなき欲望とその欺瞞を暴く(同社新刊案内から)。

2014年9月12日金曜日

『基礎情報学のヴァイアビリティ』

西垣先生たちの編集で出ました。

基礎情報学のヴァイアビリティ ネオ・サイバネティクスによる開放系と閉鎖系の架橋

西垣通・河島茂生・西川アサキ・大井奈美(編)
東京大学出版会
A5判 264ページ
定価:4,400円+税
ISBN978-4-13-050184-2 C3036

基礎情報学は「情報やコミュニケーションとは何か」を問う文理融合の学問である。本書は、ネット上での「炎上」や書物をめぐる著者と読者の円環などの具体的な事例を紹介し、情報社会で生きていくための基礎的な知識や教養を提示する。

もくじ
序章 基礎情報学のヴァイアビリティ(西垣通)
第I部 「デザイン=行為」を導く
第1章 基礎情報学の情報システムデザインへの応用に向けた試論(ドミニク・チェン)
第2章 階層と浸透の間で―「メディア」と「発想」を扱う相補的基礎情報学への試論(西川アサキ)
第II部 「現実社会」を写像する
第3章 創発するネットコミュニケーション―「炎上」の社会,人格,心理(河島茂生)
第4章 「HACSモデル」による職業体験型テーマパーク・アクティビティの考察―観察者の重層的学習プロセスの展開(辻本篤)
第III部 「世界観」を提示する
第5章 情報的世界観と基礎情報学(大黒岳彦)
第6章 情報伝達という擬制と主体としての生命―基礎情報学的生命論の射程(西田洋平)
第IV部 基礎情報学のコンテクスト
第7章 ネオ・サイバネティックな創発―ポストヒューマンの再調律(ブルース・クラーク+マーク・ハンセン/大井奈美訳)
第8章 暫定的閉鎖系についての一考察(西垣通)

2014年9月3日水曜日

9/4「発想する教室」

NHK「視点・論点」で、関沢英彦先生が「発想する教室」についてお話しします。

2014年9月4日(木曜日)
 総合テレビ 午前4時20分~4時30分
 Eテレ(再) 午後1時50分~2時

見逃したら、ここで読みましょう。

《過去の出演》
◎おまけ
「過去の出演」の文字起こしの字数をカウントしてみました。ざっと2600字から2700字。10分で原稿用紙6枚半。



2014年9月2日火曜日

『日本人移民はこうして「カナダ人」になった』10月刊

名誉教授の田村紀雄先生が10月に新刊を出されます。

『日本人移民はこうして「カナダ人」になった』
 芙蓉書房出版 ISBN978-4-8295-0628-8
 四六判ソフトカバー 300頁
 2,300円+消費税
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戦前、カナダに渡った3万人の日本人移民は異文化社会でどう生き抜いたのか。

 日本人労働者のカナダ社会への同化、地位向上に一身を捧げたジャーナリスト、鈴木悦。パートナーとして鈴木を支えた作家、田村俊子。鈴木の後継者として日系人社会をリードした梅月高市。
 個性あふれる人々が『日刊民衆』というメディアを武器に強固なネットワークを形成していく過程を生き生きと描いたノンフィクション。
 梅月高市の個人日誌、『日刊民衆』の記事、日本人・カナダ人労働者の聞き書きや手紙など、これまで知られていない資料を駆使して新たな事実を発掘。

2014年9月1日月曜日

「杖道とアート・作動する賢い身体」

中村です。

【東京剣連だより77号(7月1日号)】に「杖道とアート・作動する賢い身体」と題して、寄稿させていただきました。(財)東京都剣道連盟の広報誌 web版に全文公開

たまには絵筆をペンに?、いへいへ杖(じょう)をペンに持ち替えてというのが正しいですねw。
東大の福武ホールシアターで初公開した杖道ワークショップやそこに萌した新たなアートの火種「シェイク・スピアズ・ダイアログ・光る杖の軌跡」について、さらにこの春からスタートした「杖道とアート」を通年で追求する東京経済大学コミュニケーション学部における身体表現ワークショップに至るまでを一気!に書きました。