2013年12月29日日曜日

近刊のご案内

http://www.yunphoto.net/jp/photobase/yp3814.htmlから
来年2月、コミュニケーション学部から本が出ます。

題して『コミュニケーション学がわかるブックガイド』。

NTT出版刊。

社会学、心理学、経営学を中心に、「コミュニケーション学」を知るための書籍128点を案内します。取りあげた本は、古典から新刊まで、入門書から専門書まで、多岐にわたります。全教員が執筆しました。

▼もくじ
第1章 メディアコミュニケーションを学ぶ
第2章 企業コミュニケーションを学ぶ
第3章 グローバルコミュニケーションを学ぶ
第4章 コミュニケーションの原点を学ぶ
第5章 コミュニケーション学のいまを学ぶ

▼著者
有山輝雄、安藤明之、池宮正才、内田 平、遠藤 愛、大榎 淳、荻内勝之、川井良介、川浦康至、北村 智、北山 聡、駒橋恵子、桜井哲夫、佐々木裕一、佐藤行那、柴内康文、関沢英彦、中村嗣郎、西垣 通、長谷川倫子、深山直子、光岡寿郎、本橋哲也、山崎カヲル、山田晴通、吉井博明、ピーター・ロス、渡辺 潤

2月末には書店に並ぶ予定です。

来年がみなさんにとって、よい1年でありますように。

2013年12月5日木曜日

阿部さん、おめでとう

コミュニケーション学部3年生の阿部菜々子さん(代表)が、my Japan Award 2013 優秀賞(学生部門)を受賞しました。

 作品「my voice」は、こちらから見られます。渋谷が舞台です。

 阿部さんが所属するゼミの指導教員、桜井哲夫先生からお祝いのことばも届きました。

 「非常にがんばりやで、すごい集中力で編集するタイプの学生です。とても魅力的な学生で,今後も期待しています。受賞おめでとう」。

2013年12月1日日曜日

映画で「表現と批評」

「表現と批評」(桜井哲夫担当)2004年—2013年 上映作品リスト

 コミュニケーション学部の名物講義「表現と批評」は、学部創設時の1995年から続いてきた講義です。日本は不合理な映画興行システムのために入場料がバカ高い国です。欧米では1000円以下でロードショーを見ることができるのに、興行システムの歪みのため、学生が映画を見なくなってきた状況を憂えた教員たちが、大きなスクリーンで映画をみせよう、とこの講義を考えつきました。
 最初は、三人くらいの教員の分担でしたが、何年か後から桜井が、ずっと一貫して担当してきました。上映用のDVD、Blu-rayは、すべて桜井の私物です(800本以上のDVD、Blu-ray所有)。この講義は、毎回、上映した映像の批評文を提出させて成績評価をする講義です。毎回きちんと批評文を書いていれば、知らず知らずのうちに、文章表現力が身につきます。
 人数制限をしなかった時代は、多い年は380枚もの批評文を毎回読まなくてはならないので負担は大きく、いつまでやれるかと危ぶみましたが、なんとか続いてきました。現在は200名に人数を制限しているので、登録してもコンピュータ抽選で通らなければ取れません。申し訳ないとは思いますが、これ以上の人数を抱え込めません。
 さて、あなたがたは、この10年間の映画(2006年度は、研究休暇のためお休み)をどのくらい知っていますか? 過去に見たことのある映画はありますか? また2回上映している映画もいくつかあります。さてどれでしょうか?

▼2004年
1.ギャラクシー・クエスト(アメリカ合衆国、1999)
2.戦場のピアニスト(フランス=ポーランド、2002)
3.北京ヴァイオリン(中華人民共和国、2002)
4.ローマの休日(アメリカ合衆国、1953)
5.機動警察パトレイバー 2(日本、1993)
6.12人の優しい日本人(日本、1991)
7.ラストサムライ(アメリカ合衆国、2003)
8.ペーパームーン(アメリカ合衆国、1973)
9.カルメン(スペイン、1983)
10.愛と哀しみのボレロ(フランス、1981)
11.インファナル・アフェア(香港、2002)
12.スミス都へ行く(アメリカ合衆国、1939)

▼2005年
1.スクール・オブ・ロック(アメリカ、2003年) 
2.スウィングガールズ(日本、2004年)   
3.冒険者たち(フランス、1967年)
4.砂の器(日本、1974年)         
5.ガタカ(アメリカ、1997年)          
6.風の谷のナウシカ(日本、1984年)
7.用心棒(日本、1961年)      
8.モーターサイクル・ダイアリーズ(アメリカ=イギリス、2003年) 
9.薔薇の名前(フランス・西ドイツ・イタリア、1986年)
10.お熱いのがお好き(アメリカ、1959年)   
11.大いなる西部(アメリカ、1958年)       
12.霧の中の風景(ギリシャ=フランス、1988年)

▼2007年
1.ニッポン無責任野郎(日本、1962)
2.時をかける少女(日本アニメ、2006)
3.炎のランナー(英国、1981)
4.父親たちの星条旗(米国、2006)
5.硫黄島からの手紙(米国、2006)
6.ゆれる(日本、2006)
7.太陽がいっぱい(フランス、1960)
8.青春デンデケデケデケ(日本、1992)
9.リトル・ダンサー(英国、2000)
10.ジャッカルの日(米国、1973)
11.ニュー・シネマ・パラダイス(イタリア、1989)
12.麦秋(日本、1951)

▼2008年=押井守の世界
1.「うる星やつら 2 ビューティフル・ドリーマー」1984年
2.機動警察パトレイバー the Movie 1989年
3.機動警察パトレイバー 2  the Movie 1993年
4.攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL 1995年                                  
5.イノセンス INNOCENCE 2004年
6.攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man 2005年
7.攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Individual Eleven    2006年 
8.人狼  JIN-ROH 2000年
9.アヴァロン AVALON 2001年
10.『ヱヴァンゲリヲン新劇場版・序』(庵野秀明監督、2007年)
11.「鉄コン筋クリート」(監督:マイケル・アリアス、原作:松本大洋、2006)

▼2009年
1.アフタースクール(日本、2008年)
2.それでもぼくはやってない(日本、2007年)
3.AKIRA(日本、1988年)
4.たそがれ清兵衛(日本、2002年)
5.少年時代(日本、1990年)
6.ハッピーフライト(日本、2008年)
7.がんばっていきまっしょい(日本、1998年)
8.のど自慢(日本、1998年)
9.キッズ・リターン(日本、1996年)
10.天空の城ラピュタ(日本、1986年)
11.雪に願うこと(日本、2006年)
12.ALWAYS 三丁目の夕日(日本、2005年)

▼2010年
1.新海誠の世界「ほしのこえ」(2002年)「秒速5センチメートル」(2007年)
2.「ディア・ドクター」(日本、2009年) 
3.「グッド・ウィル・ハンティング」(米国、1997年) 
4.「ショーシャンクの空に」(米国、1994年)
5.「サマーウォーズ」(日本アニメ、2009年)
6.「北京ヴァイオリン」(中国、2002年)
7.「グラン・トリノ」(米国、2008年)
8.「ぼくらはみんな生きている」(日本、1992年)
9.「遠い空の向こうに」(米国、1999年)
10.「さよなら子供たち」(フランス、1987年)
11.「コミットメンツ」(アイルランド・英国、1991年)
12.「トキワ荘の青春」(日本、1996年)
13.「遙《はる》かなる山の呼び声」(日本、1980年)

▼2011年=1960年代の映画を読み解く
1.A HARD DAY'S NIGHT(英国、1964年)
2.地下鉄のザジ(フランス、1960年)
3.乾いた花(日本、1964年)
4.メリー・ポピンズ(米国、1964年)
5.冒険者たち(フランス、1967年)
6.天国と地獄(日本、1963年)
7.卒業(米国、1967年)
8.「男と女」(フランス、1966年)
9.砂の女(日本、1964年)
10.ロシュフォールの恋人たち(フランス、1967年)
11.明日に向って撃て(米国、1969年)
12.サウンド・オブ・ミュージック(米国、1965年)

▼2012年=日本アニメ史の試み
1.『白蛇伝(はくじゃでん)』 (1958年)
2.『太陽の王子 ホルスの大冒険』(1968年)
3.『銀河鉄道999 (The Galaxy Express 999)』(1979年)
4.『ルパン三世  カリオストロの城』(1979年)
5.『風の谷のナウシカ』(1984年)
6.『AKIRA』(1988年)
7.『機動警察パトレイバー2』(1993年)
8.『ヱヴァンゲリヲン新劇場版・序』(2007年)
9.『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』(2009年)
10.『千年女優』(2002年)
11.『秒速5センチメートル』(2007年)
12.『時をかける少女』(2006年)
13.『東のエデン 総集編 Air communication』(2009年)
14.『となりのトトロ』(1988年)

▼2013年
1. 塩田明彦「どこまでもいこう」(1999)
2. 吉田大八「桐島、部活やめるってよ」(2012) スピンオフ短編「宮部実果」
3. 庵野秀明「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」(2012) 「巨神兵、東京に現わる」
4. 細田守「おおかみこどもの雨と雪」(2012)
5. ブライアン・ヘルゲランド「ロック・ユー! 」(2001) 米国            
6. ジャコ・ヴァン・ドルマル「トト・ザ・ヒーロー」(1991)ベルギー・仏・独合作
7. 山下敦弘「天然コケッコー」(2007)
8. マイケル・アリアス 原作:松本大洋「鉄コン筋クリート」(2006)
9. エリック・トレダノ、オリヴィエ・ナカシュ「最強のふたり」(2011)フランス
10. ロマン・ポランスキー「ゴーストライター」(2010)仏・独・英、合作
11.新海誠「言の葉の庭」(2013)
12.沖浦啓之「人狼」(2000、原作・脚本:押井守)
13.小津安二郎「東京物語(ニューデジタルリマスター版、2013)」(1953)
14. ミロス・フォアマン「アマデウス(完全版)」(米国、1984、Blu-ray完全版/2013)

(桜井哲夫記)